不動産鑑定士は「不動産の専門家」であり、主な業務は「不動産の適正な経済価値を評価・判定し、鑑定評価書という形で世に送り出すこと」です。

不動産はお客様の大切な資産です。
しかし預貯金等と違い「適正な価格がいくらなのか?」を把握することが、一般の方にはなかなか困難な資産でもあります。

ここで私の相談事例をご紹介します。

『ある企業から「工場を拡張したいから、工場隣地にある土地を売ってほしい。
ただ、地域的に埋蔵文化財があるかもしれないし、知り合いの不動産屋が言うには市価の8割程度が妥当らしいので、その金額でよろしくお願いします。」と言われたんだけど…。』

さらっと聞くと「ふ~ん。」と思ってしまうかもしれませんが、ここには何点か「?」があります。

① 埋蔵文化財があるかもしれない…相談時点では「埋蔵文化財がある」と確定したわけではなく、仮に「ある」となった場合でも、それが必ずしも土地価格の値下げ要因になるとは限らない。

② 市価の8割程度が妥当…マイナス2割になる根拠は何なのでしょうか?「知り合いの不動産屋が言うには」だけでは、値下げする根拠になりません。

やはり一般の方が、不動産価格が妥当かどうかを判断するのは困難です。
かといって相談できる専門家も知らないし…そんな時はお気軽に不動産鑑定士へご相談下さい。

様々なアドバイスをさせていただき、お役に立ちます。