事務所を設立してから不思議と相続の仕事が舞い込んでくることが多く、相続専門の事務所にしてもいいのでは??と考えてしまう程の案件を受任してきました。

そしてその相続においてほぼ必ず「遺産分割協議」のお手伝いをしています。

現場では、“争”続と揶揄されるほどに、相続問題は闘争の起こる危険性をはらんでいます。

相続人の感情と欲望が爆発し、時には卓袱台がひっくり返るような口喧嘩が繰り広げられ・・・・というのは残念ながら(?)ほぼありませんが、そんな争いが起こらないようにするための事前の“仕込み”を大切にしております。

とある二組のご家族が、その“仕込み”の大切さを教えてくれました。

 

とある二組のご家族 一組目のご家族は初めてお会いした時から家族の会話が絶えず、亡人の思い出話で泣き笑いし、互いを思いやり“譲歩”をしながら遺産分割協議が円滑にまとまりました。

二組目のご家族は、一組目と同じく仲の良い家族で、協議もスムーズにまとまるかと思われました。しかし、相続人が“主張”ばかりを繰り返した為、まさに“争”続へと発展し、残念ながら裁判になってしまいました。

相続というのは相続人に与えられた権利です。しかしその権利も行使の仕方によっては暴力と同じで、癒えることのない深い傷や軋轢を与えてしまう事もあります。

私は相続人の方とお話をする際、遺産分割は譲歩をする場であり、相手を想う気持ちを忘れず、仲良く相続の話し合いをしましょうと声を掛けてます。

どの家族にも嫌な思い出もあれば、いい思い出もあります。

でしたらいい思い出を回想しながら話し合いが出来ればいいな。相続手続が終わった後も、親族間で今まで以上の交流があればいいな。と思い、遺産分割協議のお手伝いをさせていただいてます。

今現在も同時進行で何組かの相続案件に関わらせていただいてますが、もちろん “なかよく想続”で、笑顔のある相続を心掛けて取り組んでいます。